モラビトのエレガンスのルーツは、
創業者ジャン・バティスト・モラビトが、
創業当初、「宝飾」の職人として
自らのメゾンをスタートさせたことに遡ります。
その宝飾の感性を活かし、
最高の素材を選びつくりだす、優美な細工の美しさ、
金・銀・サンゴ・べっ甲といった素材を
繊細にあしらったバッグ、
ダイヤモンドを口金に施したバッグなど、
それぞれの美しい彫金や装飾のすべてに、
創業者のこだわるエレガンスが表現されています。
バッグではクロコダイルやカーフなどにみられる
伝統美を守り、
独創的で耽美主義者であった彼は、
常に最高の素材を使いながら
ユニークで美しい作品を創ることに
生涯こだわり続けました。
今も、美しい素材へのこだわりと、
この比類ないエレガンスは脈々と受け継がれ、
世界中で様々なシーンに彩りを添えています。
モラビトが創業以来、
その芸術性と技術の卓越性で人々を魅了し、
高い評価を得てきた理由。
それは熟練の職人が集まり、
伝統的なクラフツマンシップを守り続ける
パリのアトリエの存在なしには、語れません。
クロコダイルやカーフの質感を
余すことなく引き出すために、
世代をつなぎ、永くお使いいただくために、
一針一針手縫いにこだわる。
“COUSU MAIN” [クージュ・マン / 手縫い]の刻印。
伝統を尊重しながらも、まだ見ぬ美しさを追い求める。
職人の精神性とアーティストの芸術性の両方を持つ
稀有なものづくりの姿勢こそ、
モラビトのアイデンティティと言えます。